東京オリンピックで注目される個人競技の1つにウエイトリフティングがあります。ウエイトリフティングの魅力は選手の力強さを見ることができることです。スナッチとジャークという2つの種目から成りますが、重いバーベルをよく持ち上げることができるものだと感心することでしょう。

2つの種目の両方ともに強くないとメダル獲得には至りませんが、選手たちの駆け引きにも注目が必要です。2つの種目それぞれ3回の試技のうち、いちばん重いバーベルを上げたものが記録になります。記録を狙い過ぎて明らかに重すぎるバーベルに挑戦する選手もいますし、記録を残さないといけないという気持ちが強くて、いつも出している記録よりも明らかに軽いバーベルに挑戦する選手もいます。

その駆け引きはメダルに直結してくるものなので、見ている側にも緊迫感は伝わってきます。オリンピックのメダルを獲得するということはスポーツ選手にとって夢であることが多いので、見る側も真剣に見ると楽しいでしょう。